Toshie Manabe’s Laboratory

実施中のプロジェクト 

    2024年

  1. 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が眼科診療に及ぼした影響の調査・研究
  2. 企画書・概要

    2019年末のCOVID-19の発生以降、我が国におけるCOVID-19に影響をうけた眼科疾患患者さんの受診・入院・手術についての調査や情報は十分ではありません。 本研究は、眼科を受診・入院の患者さんを対象に、COVID-19が与えた影響を科学的に分析、評価し、新興感染症パンデミック発生に負けない眼科地域医療の向上を目指すことを目的としています。

    名古屋市立大学病院臨床研究開発支援センター ホームページ “患者の皆様へ”

  3. 無痛分娩に対する助産ケアの確立
  4. (研究責任者:神谷武、研究分担者:金澤由紀子、他)

    企画書・概要

    近年日本おいて、無痛分娩は増加傾向にある。WHOは産痛緩和を求める健康的な産婦には、産婦の好みに合わせて硬膜外麻酔の使用を推奨している。しかし日本での実施率は11.8%と低く、無痛分娩が行われている医療体制も整っているとはいえず、麻酔科医のいない小規模施設で、半数以上が実施されており、妊婦の無痛分娩への需要は高まっている傾向にある。

    本研究は、将来ますます需要が高まるであろう無痛分娩を直接的・間接的にかかわる必要がある看護師・助産師を対象とした知識・態度・行動(KAP)調査を実施し、無痛分娩について助産師が抱えている課題の洗い出しを行い、無痛分娩への助産ケアの確立を目指す横断研究である。

  5. COVID-19(新型コロナウイルス感染症)を含む新興感染症の予防・対策に関する調査研究
  6. 企画書・概要

    新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な流行から4年が経過し、この間、特に学生においては、長期間の休校や、オンライン授業、学校行事などの延期や中止、変更など貴重で短い学生生活が多くの規制に抑圧され、身体的にも、精神的にも大きな負担を及ぼしたと考えられる。COVID-19は国や地域によって様々な対策がとられた。COVID-19流行期とその後の現在において学生がCOVID-19についてどれだけ正確な情報を持ち、それに基づいてどのような生活を送っていたのか、国によっての違いの詳細は調査されていない。

    本研究では、日本とベトナムの学生に対するCOVID-19についての知識・態度・行動(Knowledge, Attitude, and Practice (KAP) )に焦点をあてた調査を実施し、比較することで、両国の対策の違いや共通点を明らかにし、それが感染者数や死亡者数に影響したのかどうかを検討し、将来の新興感染症パンデミック対策の一助とする。